税務行政を取り巻く環境の変化と課題
先日、あるタックスフォーラムで、国税庁長官稲垣光隆氏のお話を聞く機会がありました。
税務行政を取り巻く環境の変化と課題として、
①クロスボーダー取引の増加
②ICT化の進展
③社会保障・税番号の導入
④税務行政効率化の要請の高まり
⑤国際的租税回避への対抗姿勢の強化
⑥電子商取引の急速な拡大
⑦情報交換ネットワークの拡充
を列挙され、それぞれへの対応についてお話していました。
その中で、面白かったのが、日本には、税務警察がないということ。
何のことかと思われるかと思いますが、映画で『アンタッチャブル』という作品、ご存知でしょうか。
アメリカ映画で禁酒法時代のシカゴを舞台に、正義のためにギャングのボスであるアル・カポネを逮捕しようとするアメリカ財務省捜査官たちのチーム「アンタッチャブル」の戦いの日々を描いた作品です。
このように、国際的には武力装備をしている財務省は稀ではないらしく、日本のように全く持たない国の方が珍しいというのです。
たしかに、日本映画『マルサの女』でも確かにもっていない・・・・
もっていたほうが、税収が増加します・・・かね・・・・?!
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